こんにちは石川です
本日の札幌大通りはうっすら吐息が白くなりかける寒さの雨模様です。。。
なみなみウェーブをパーマで再現はできるのか?
つい先日、パーマのウェーブについて書きましたが
![](https://i0.wp.com/masaki-ishikawa.com/wp-content/uploads/2017/04/fullsizeoutput_f3e-e1492696514421.jpeg?fit=225%2C300&ssl=1)
ウィッグ(美容師が練習に使う人形)だけでなくやはりお客様
つまり人の髪の毛にかけてみないと完全再現とは言えません
ご希望は 【なみなみ風ウェーブ】で
強すぎるパーマや、指でネジって乾かしたようないわゆる巻き髪風もイヤ
できるだけルーズな感じのお仕上がりが希望です
なみなみウェーブとは?
ちょうど良い画像がなく、手書きしてみたらとんでもない絵になってしまいましたが
気にせず説明させて頂きます笑
・左側のウェーブがいわゆる内巻きや外巻きという動き
巻き方の向きで印象が変わりますが螺旋を描くように動く、一般的なウェーブ
・右側のウェーブがなみなみウェーブ
くるくると螺旋を描くような動きではなくジグザグと交互に反対ヘの動きを積み重ねるウェーブ
このウェーブの違いを考慮してご希望の【なみなみ系パーマ】をしていきます
“現状とオーダー”
・胸ラインくらいのロングで重めスタイル
・引き続き毛先まで毛量感がしっかりある感じご希望
・その中でなみなみ巻きのようなパーマをご希望
ロング重めのパーマスタイルはウェーブがだれやすいです
その辺も考えてベースのカットとワインディング
あとは巻き方とロッド選定や薬剤をしっかり吟味して
カウンセリングにてお仕上がりに関しては【完全なアイロンで作った大きなくっきりなみなみウェーブ】とは
差が出る事、このような感じに仕上がるというのもビジュアル確認させていただいてから
施術スタート
こちら美容師サイドが 仕上がりのイメージがない状態で出たとこ勝負でのパーマは
絶対アウトだと思います(当たり前です)
パーマで解決する2つの悩み記事↓
![](https://i0.wp.com/masaki-ishikawa.com/wp-content/uploads/2019/06/名称未設定8.001.jpeg?fit=300%2C225&ssl=1)
パーマの再現度は?仕上がり画像比較
ビフォーはすっとんとんストレートですので撮らずでしたので
かけた後の画像のみとなります
・パーマ流し後
狙った感じに出ています!
サイドバング(前髪横に落ちる短めの毛)はかけないつもりでしたが
ご希望により、ゆらりと落ちる程度にかけました
前髪は眉上に切るのでかけず
この後カラーもしますので、少し弱まるのも考えてのパーマです
カラーも綺麗に直して(マット系で染めました)
これも考え方それぞれだったり、ケースによりますが私は
ほとんど順番的には【パーマをして→そのあとにカラー】します
やっぱり色落ちしますからね
パーマスタイリングした出来上がり
今回はどちらかと言うと【ルーズパーマ】なのでいくつかしっかりレクチャーさせて頂きました。
せっかくパーマかけたのですから
ちょっとやり方を覚えて頂いて再現して頂くとヘアスタイルを楽しんで頂けます
今回は少し水分残りの状態からのムースにてお仕上げ
良い感じです!
いかがでしょうか?
ちょっと巻き方を工夫してできるだけなみなみ風が再現できるよう意識しました
“ポイント”
・【ずらし】
・【カールの裏返り】
今回のパーマの巻き方はこれが大切です
これは自分で何度もパーマ検証していかないと経験になりません
なんだかこの春は パーマでヘアスタイルを着替えるのが良い感じです
自然に揺らぐ軽やかなパーマスタイル、季節感もあるんじゃないでしょうか
ボブヘアのパーマもご覧ください↓
![](https://i0.wp.com/masaki-ishikawa.com/wp-content/uploads/2018/12/名称未設定7.001.jpeg?fit=300%2C225&ssl=1)
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